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「救急車」を呼ぶときに聞かれること、持ち物などを元救急隊員の私がお教えします!

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(2017年2月7日に更新しました)

「こういう時は、救急車を呼びましょう!」

なんていう文言は巷でもよく見かけます。

しかし、どうでしょう?

あなたは、実際に救急車を呼んだことありますか?
救急車を呼んだらどうなるかご存知でしょうか?

「救急車を呼んだ後、どうなるの?持って行くものや服装は気を遣うべき?」

今回は、あまり知られていない「救急車」についてを、元救急隊員の私がレクチャーします!

119番したらどうなるの?聞かれる事と持ち物について

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まず、119番をしたときに聞かれることと、それが聞かれる理由です。

電話をするとまず、

「火事ですか、救急ですか」

と聞かれます。

救急車を呼ぶときに聞かれる質問4つ!

医者チェック

ここで、「救急です」と答えると以下のような質問があります。(順不同)


  • どういう症状がいつからあるのか
    緊急性や出動隊への初期情報のために聞かれます。
  • かかりつけの病院、持病はあるか
    適切な病院へ搬送するために聞かれます。
    持病があり長年治療をしている場合、たとえ県外でもそちらに搬送することもあります。
  • 氏名、性別、生年月日、住所、電話番号
    出動場所に間違いがないように、また確実に傷病者と接触できるようにするためです。
  • 掛かりつけ病院があった場合、掛かりつけ病院への連絡はしているか
    本人から病院へ連絡があるか、受け入れは可能な状態かを確認するために聞きます。

これらを聞いて電話を切った後、約3~7分で救急隊が到着します。
(地域により差あり)

救急車が来たときに必要な持ち物3つ!

チェック

そして救急車が来たら、必要な持ち物は主に3つ。

  • いつも飲んでいる薬、お薬手帳
  • 本人確認できる物(免許証、保険証)
  • 病院の一時金と帰るときのお金

救急隊としては、保険証でなくとも本人確認できればいいので、

  • 学生証
  • 住基カード

などでも大丈夫です。

なくても本人の意識がはっきりしていることが確認できれば問題ありません。

また、症状の重症度によっては、

  • 近辺に親類がいないか?
  • 迎えに来る人はいないか?

などの確認もすることがあります。

救急車に乗るときの服装

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服装はパジャマでも部屋着でもいいですが、生地が薄い服の場合、パーカーなどの何か羽織れるものがある方がいいでしょう。

救急隊員としては、服を着ていても着ていなくても気になりませんが、帰宅する際はその服装のまま帰ることになりますので、

  • 寒かったり暑かったりしない服
  • 透けていたりしない服

など、外に出ても大丈夫な服が一番いいと思います。

救急車内の温度はある程度調整してもらえますが、特に冬場は毛布しかないので、寒いと感じるときは

  • 靴下
  • 上着

を持っていた方がいいでしょう。

寒いと言えば毛布を出してもらえますが、私の経験上、救急隊の毛布はそんなに温かくはないです。

救急隊員の悩み…女性の靴!

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歩けない時は救急隊員が担架で搬送してくれます。

その時、帰りのこともあるのでどの靴にするか聞きますが、これが思いのほか面倒なんです…

  • ヒールのある靴しか置いていない
  • 同じような色の靴が散乱している

などの場合に、どの靴を持って行ってほしいと言っているのかわからないことがあるんです。

特に男性に「モカシン」「オックスフォード」「ブーティ」なんて言葉は基本的に通じないと思ってください。
(私の経験ですが、「モカシン持って行ってください」と言われた隊長が困っていました。)

なので、玄関の靴は

  • なるべく整頓
  • 履いていない靴はしまう
  • かかとのない靴を一足出おく

がしてあれば完璧です。

しかし、そんなことは不可能に近いと思うので、せめて

  • クロックスのようなサンダル
  • ヒールのない靴

は出しておきましょう。

ちなみに、本人に聞けない時に持って行く靴は、ヒールがないものを優先して選びます。

応急処置を!止血のときのティッシュはダメ!

救急車を呼ぶほどではないけど、指を切ってしまった…なんてこともあるかもしれません。

血が垂れてくるぐらいの切り傷は、

  1. 必ず傷口を流水で洗う
  2. 清潔なガーゼもしくはタオルで圧迫止血

をしましょう。

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圧迫時間も5分以上です。

1分2分では血は止まりませんので、少し痛いぐらいの力でしっかり圧迫します。

途中で気になって傷口を見てみたい気持ちになるかもしれませんが、それも止血の意味がなくなりますので、ぐっと我慢してしばらく圧迫し続けましょう。

注意

よくティッシュで傷口を押さえている人がいますが、それはあまりよくありません。

傷口にティッシュがくっついてしまい、はがすのがまた痛い…なんてことになります。

事前に病院のチェックをしておこう

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しかし、指先が動かないなどの場合は、神経を切っている場合もあります。

そんなときは、例え救急車を呼ぶ必要がないレベルだとしても、すぐに病院に行く必要があります。

当直の救急病院は、

  • 119番
  • 管轄の消防署に直接電話

をすれば教えてくれます。

自治体によっては当直の救急病院を教えてもらえる専用電話を設けているところもあるので、見やすい場所にメモしておくのもいいと思います。

また、体のどこかに痛みがある場合は、

  1. いつから
  2. どんな痛みか
    (脈に合わせて痛む、押したら痛い、動くと痛いなど)

を覚えておいて病院に電話しましょう。

ここでどうしでも自分で行けそうになければ救急車を呼んでもいいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

不測の事態はいきなり来るもの。救急車を呼ぶことは、まるっきり他人事ではありません。

呼ばないに越したことはありませんが、呼ばなければならない事態になった時にこの記事がお役に立てれば幸いです!

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