Beauty Charge

様々なスタイルから心と体に美しさをチャージ

元救急隊員が教える!目の前で人が倒れたときに命を救える覚えておいて欲しいステップ!

人命救助

目の前で人が倒れた!

そんなシチュエーションに出会う事って一生のうちに何回あるんでしょうか。

しかし、出会ってしまった時に何もできずに終わってしまい、

「知っていれば・・・」

と後悔しても後の祭りです。

処置の仕方を知っていれば、何かあった時に、あなたの大切な人を助けることもできるかもしれませんよ!

意識がある急病人に対する処置

腹痛

まずは出会う可能性が一番高いであろう、意識のある人に対する処置です。

場合によっては「救急車は結構です。」と言われて、本当に大丈夫かと心配になったりしますよね。

そんな時、なんと言ったらいいかも合わせてレクチャーします!

声を掛けて安全な場所へ連れて行く

「大丈夫ですか?立てますか?」

「ここがどこかわかりますか?」

と声をかけて、歩けそうなら、椅子のある所などの安全な場所に連れて行ってあげましょう

顔色や呼吸状態を見ておく

顔色が悪かったりしたら

「吐きそうですか?」

と聞いたりしてあげましょう。

それと、呼吸状態を確認しておくといいと思います。

あまりに呼吸が早いと過換気症候群(過呼吸)に移行する可能性もあるので、落ち着かせるように優しく話しかけましょう。

過換気症症候群(過呼吸)になってしまったら

過換気症候群になってしまったら、

  • 口と鼻に、袋や手を当ててゆっくり呼吸をさせる
  • 遠くのロウソクを消すイメージで長く細く息を吐くように言って、落ち着かせる

この2つのどちらかの行動をするようにしましょう。

救急隊が来るまで待つ

急病人の人が「救急車は結構です。」と言った場合、救急車は、搬送者の同意なしでは病院へ搬送できませんので

「あとで病院へ行ってくださいね。」

と言ってその場を離れてもいいと思います。

しかし、倒れたときに頭を打っているようなら、大丈夫と言われても救急車を呼んで病院へ行く方が安心です。

のちに脳出血で死亡することも十分にあり得ますので、

「頭を打っていると、脳内出血していることもあるので、検査してもらった方がいいですよ。」

と伝えて救急車で病院へ行くように伝えてください。

怪我をして出血がある人に対する処置

止血

出血している人に対しての処置の仕方です。

止血に気を取られるあまり、

  • 傷口近くを縛りすぎてしまう
  • ティッシュなどで止血してしまう

などの方が非常に多いです。

しかし、あまりよい方法ではないので、これを機に正しい処置方法を覚えて下さいね。

怪我をしている部分を目視で確認する

どこから出血しているのかを、見える範囲で確認します。

ただし、直接血液に触らないように!

血液は、人体の中でも最も汚染されているものです。

自分でも気づかないうちにできた傷から、血液感染することも十分にあり得ます。

そのため、血液に触れそうなときは、スーパーやコンビニの袋などで手を保護して触るようにして下さい。

口の中などの切り傷がある場合は、血が飛んで目の粘膜から感染することがあるので、十分注意してください。

出血の状態を確認する

鮮やかな赤色で、脈に合わせて出血している場合は、動脈からの出血です。

速やかな止血が必要になります。

暗赤色でたらたらと流れている場合は、静脈からの出血です。

止血は必要ですが、大きな傷でなければ焦りすぎる必要はありません。

止血をする

傷口を水で洗い、できるだけ清潔なタオルを当てて、上から強く押さえます。

一番いいのは滅菌ガーゼなので、近くに薬局があれば、近くの人にお願いしてお店の人に協力してもらいましょう。

ティッシュは、傷口に張り付いて後々化膿することがありますので、あまりオススメはしません。

擦り傷程度ならいいですが、大きな傷の時はハンカチ、タオルなどのほうがいいです。

押す力は、痛いと感じるくらいしっかりと押さえます。

一度押さえたら、救急車が到着するまで離さないでください。

傷口が気になると思いますが、少なくとも5分は押さえないと止血の意味がありません。

本人に押さえてもらう場合も同様のことを伝えてしっかり押さえるようにしてください。

救急車が来るのを待つ

傷口を心臓より高くして、救急車を待ってください。

また、けが人は激しく動くことがないように座らせておいてください。

貧血になる人もいますので、寄りかかれるものがあると、なおいいですね。

意識がない急病人に対する処置

倒れてしまって意識がない人に対する処置です。

倒れた人の周りが安全か確認する

状況確認

周りの状況を確認します。

二次被害の恐れがあったり、周りに怪我をしそうなものや突起物などがなさそうなら、不用意に動かさずそのままの方がいいでしょう。

けいれんや嘔吐をしていないか確認する

けいれんしている場合は、無理にけいれんを止めようとせず、時間を確認してください。

何時から何時まで、何分間、どんなけいれんを起こしているかを覚えておきましょう。

嘔吐している場合は、できる範囲で結構ですので、横向きにしてあげましょう。

倒れた人の脇腹あたりに膝をついて、反対側の腕と腰のベルト通しが来る当たりを持って、自分の方に引くと簡単に横向きにすることができます。

様子を見ながら救急車を待つ

自分で救急車を呼んだ場合は、見たことをそのまま伝えましょう。

間違えても大丈夫です。倒れた人がいて、意識がなさそうということが伝わればオッケーですし、向こうからいろいろ聞いてくれますので。

様子を見るのは、意識が戻った時の時間を見たり、状態が悪くなった場合の時間を覚えておくためです。

救急隊員には

「○分ぐらい前に意識が戻りました。」

といういい方でも構いません。

AEDの使い方

AED

AEDもかなり普及してきて、使い方をご存知の方は多いと思いますが、おさらいしておきましょう。

AEDと119番のお願いをする

倒れている人を見つけたら、周りの人にAEDを持ってきてもらうのと、119番へ電話してもらいましょう。

AEDを持ってきてもらう人を指名する

「眼鏡をかけているあなた、AEDを持ってきてください!」

というように、言われた人が「自分だ」とわかるように言いましょう。

そうすることで、責任の分散(「誰かがやるだろう」という意識)を防ぐことができ、確実に持ってきてもらえます。

AEDが見つからなくても戻ってきてもらう

また、

「AEDがなくても必ず戻ってきてください」

と必ず伝えてください。

遠くまで探しに行って帰ってこないと、自分もその場を離れられなくなります。

5分ほど探してもなければ戻ってきてもらいましょう。

胸骨圧迫と人工呼吸

胸骨圧迫

乳首と乳首のちょうど真ん中を強く押します。

ボキボキと骨の折れるような感触がありますが、肋軟骨の脱臼や肋骨の骨折は必ず起こりますので、気にしなくて大丈夫です。

そのことで、のちのち訴えられることもありませんので安心してください。

女性だと、かなり強く抑えないと、しっかり圧迫できませんので、全体重をかけるぐらいで行ってください。

人工呼吸ですが、抵抗があるようならしなくても大丈夫です。
(胸骨圧迫で、ある程度の換気ができるというガイドラインになっています)

胸骨圧迫の方が重要ですので、そちらに重点を置いてください。

AEDパッドを貼って、音声の指示に従う

AEDパット貼る

AEDが到着したら、パッドを貼って音声に従いましょう。

ちなみに、女性のブラジャーやネックレスを外すのか?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、外さなくて結構です。

外さないことで、ワイヤーでやけどするという話もありましたが、布に包まれていますので大丈夫です。

それに女性の場合、意識がないとはいえ、不特定多数の人に見られるのはつらいと思いますし、私も外したりしたことはありません。

いざというときのために、一連の流れを動画で確認しておきましょう。

まとめ

誰かが目の前で倒れていると、冷静でいられなくなりますよね。

そんな時は、一度周りを見渡してみたり、目を閉じて深呼吸するといいと思います。
(私も救急隊員になりたての頃はよくしていました(笑))

自分の今いる状況を整理できますので、少しは冷静さを取り戻せると思いますよ。

急に倒れてびっくりするでしょうし、大丈夫かと怖くなったりすると思いますが、ここはひとつ、かっこよく人助けをしてみませんか?

Pick Up

Return Top