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【体験談】私が卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)になったときの症状、入院、手術、術後の経過をまとめました

腹痛
(2017年3月22日に更新しました)
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)ってご存知でしょうか?

若い女性に多い、卵巣にできる良性の腫瘍の事です。

私は、健康診断でも異常なし。日常生活でも心配になるようなことは一つもない、いわゆる健康体でした。

そんな私に、卵巣嚢腫が・・・。

今回はそんな体験談を元に、卵巣嚢腫について掘り下げていきたいと思います。

卵巣嚢腫とは

卵巣嚢腫とは、卵巣にできる良性腫瘍の総称です。これは4つのタイプに分類されます。

粘液性膿腫

卵巣の中に、粘り気のある液体が溜まるものです。

閉経後の女性に多いと言われています。

漿液(しょうえき)性膿腫

卵巣の表面から、さらさらした液体が発生して、卵巣の中に溜まるものです。

好発年齢は特になく、卵巣嚢腫の中でも発生確率の高い腫瘍です。

チョコレート嚢胞

子宮内膜症が原因で、卵巣の中に剥離した子宮内膜に似た成分が溜まってしまうものです。

皮様性膿腫

卵巣に人間の元が溜まってしまうものです。卵子が勝手に成長し、髪の毛や皮膚を作る細胞が増殖してできると言われており、20~30代女性に多い腫瘍です。

私はこの皮様性膿腫でした。

自覚症状がないことも・・・

これらの腫瘍は、自覚症状に乏しく、腫瘍が5cmを超えて卵巣茎捻転(卵巣を支える軸が捻じれ卵巣の壊死を引き起こす)を起こし、激しい腹痛によって発見されることもあります。

なぜ卵巣嚢腫が見つかった?

病院

私は、生理痛が酷く、よく婦人科で薬をもらっていました。

ある日、診察してもらっていると、先生が

「腫瘍かな?なんかあるね。今度MRI撮ろうか。年齢から言って良性の腫瘍だと思うけど、腫瘍マーカーで検査もしますね。」

・・・え?

私、一応消防士として働いて、何事もなくここまでやってきてたんですけど。

腫瘍って何ですか。

そういっているうちに次の週にはMRIを撮り、腫瘍があることが確定。

この時、先生からの説明は以下の通り。

私の症状
  • 右卵巣に6×4cm、左卵巣に4×3cmの腫瘍
  • 5cmを超えると卵巣茎捻転を起こす可能性が高くなってくる
  • 投薬などでなくなることはなく、今後小さくなる可能性は低い
  • おそらく先天的なもので、以前婦人科にかかった時にもあったはず。
  • このまま放置して大きくなると、出産時に産道に挟まってしまう可能性がある。

経過観察でもいいけど、妊娠したら手術ができないから早めに取っておくことをお勧めするよと言われ、手術することに。

卵巣嚢腫の手術内容と入院について

病室

仕事との調整もあり、発見から2ヶ月後に手術することになりました。

手術内容は以下の通り。

私の手術内容
  • 腹腔鏡での手術
    (切開は下腹部3ヶ所とおへその全部で4ヶ所)
  • 全身麻酔
  • 入院8日間
  • 手術時間は3時間半
  • 両側の卵巣の30%を摘出

腹腔鏡下手術とは、お腹に3~4か所メスをいれて、そこからアームやカメラを入れて手術をするものです。

通常の開腹手術よりも回復が早い事、傷口が目立たない事などのメリットが多く、最近ではほとんどがこの腹腔鏡下手術だそうです。

私の場合、まだ腫瘍が小さい方だったこともあり、両側とも卵巣を温存、30%を削って摘出していただきましたので、今後妊娠も可能という事でした。

私の入院、手術時の状況

全身麻酔は、マスクを付けられて気づいたら病室に戻っていた・・・という感想です(笑)

病院によっては、腹腔鏡下手術の時に局所麻酔をするところもあるそうなので、一概には言えないかもしれません。

実際には3時間半経っていたそうですが、一瞬でした。

術後しばらくは、下記のような感じでした。

私の術後経過
  • 5月の割と暑い日だったにもかかわらず、寒くて震えが止まらなかった
  • 術後、3日ぐらい、37~38度の熱が出た
  • 手術の翌日から、積極的に歩いてくださいと言われ、できるだけ歩いたり動くようにしていた
  • 久々に起き上がって貧血になった
  • 筋肉痛になったぐらいの痛みがあった

後日、摘出したものの写真を見せて頂きましたが、黄色いドロっとした脂肪と歯みたいなもの、そしてどう見ても髪の毛・・・驚愕・・・

入院生活は、傷の痛みとの戦い・・・とはいえ、咳払いができないほどの筋肉痛になったぐらいの痛みだったので、腹腔鏡下手術をする時は、そんなに構えなくても大丈夫だと思います。

術後、退院・・・痛みは?

リラックス

手術後、傷口は目立つものの、お腹の痛みは酷めの筋肉痛程度。(咳払い可能)

2週間の自宅療養を経て、仕事復帰。

やはり筋肉痛程度の痛み(腹筋は無理ぐらい)だったので、日常生活に支障が出るほどではありませんでした。

手術後、初めての生理は、驚くほど出血量が少なく、2日で終わりました。

かなり心配しましたが、徐々に通常の量に戻っていきました。

手術から1年半経過した今では、手術跡はほとんどわからず、生理も問題なく来ています。

何より、生理痛が軽くなりました!
薬がないと歩けないほどの痛みから解放されました!

(実は、先生には私の生理痛と腫瘍は関係ないと思うと言われていました。ひどくなったのが就職後からだったので・・・)

気になる入院&手術費用は?

この手術、入院でかかった費用は64,120円

処置代と入院中の食事代と診断書代です。

(大部屋だったので、個室費用は掛かりませんでした。)

とはいえ、入院前はいくらかかるのか、わからなかったので「高額医療費制度」の限度額適用認定証を発行しておくことにしました。

これは、所得などに応じて支払う医療費が軽減される制度です。

医者OK

健康保険証の交付元に申請して、あらかじめ発行しておくことで、窓口での支払額が減額されるので、手術前には届けておくことをおすすめします。

費用がわかってからでも適用はされますが、診療費の請求は1ヵ月ごとなので、入院した月の末日までに、窓口での提示が必要です。

また、私は保険に入っていましたので、保険からのお金、勤め先の組合からのお見舞などで20万円ほどが入りました。

保険って本当に何かあった時には大切なものだと実感しました。

卵巣嚢腫で抑えておきたいポイント

医者チェック

ここまでの経験を踏まえて、押さえておきたい備えをまとめます。

押さえておきたいポイント!
  • 健康診断に加えて、婦人科検診(子宮、乳房)をしておく
  • 生理痛が酷い場合は、市販薬に頼る前に婦人科へ
  • 医療保険には入っておく(女性特約があると婦人科系疾患は安心)
  • 手術になったら「高額医療費制度」
  • 職場の見舞い金など、お見舞金の申請などについて調べておく
  • 保険料の申請には診断書や支払証明が必要になることもある

まとめ

この卵巣嚢腫の女性は結構いらっしゃるようで、妊娠したときに発見される人も多いと、先生が仰っていました。

赤ちゃんができてからだと、大きさによっては帝王切開での分娩になることもあるそうです。

婦人科系の疾患は自覚症状がないものが多い・・・私のように・・・

特に、生理痛が酷い人は婦人科系疾患が隠れていることも多いですので、一度婦人科でしっかりと診察を受けて見てほしいです。

それと同時に、医療保険には入っておくことをおすすめします。

何かあった時の保険とはよく言ったもの・・・

自分の今後のためのライフプランは、

  • 若いうちからしっかりと立てておくこと
  • 健康診断や婦人科検診はマメにいくこと

この二つは、心に留めておいてほしいです。

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